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[あらすじ] ふたつの時、ふたりの時間(2001/台湾=仏)

台北の路上で時計を売る男シャオカン(リー・カンション)は、父親(ミャオ・ティエン)を失う。それ以来、母親(ルー・イーチン)は亡き父の魂に一心不乱に縋ろうとするばかりで、誰の言うことにも耳を貸そうとしない。そんなある日、シャオカンは彼の身につけた時計を買いたがる女性シアンチー(チェン・シアンチー)と出会う。シアンチーは明日パリに旅立つと言う。見たことのないパリに思いを馳せるシャオカンは、台北の時計の時間をパリの時間に変えようと台北中を回る。台北とパリ、それぞれの都市がそれぞれのリズムでそれぞれの時間を刻むなかで、やがて小さな「奇跡」が起こる。116分。
グラント・リー・バッファロー

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけの解説です。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







パリがもう一つの舞台の本作では、『大人は判ってくれない』が引用され、小さな「奇跡」の一つとして、フランソワ・トリュフォー作品の重要なパートナージャン・ピエール・レオーが登場する。シカゴ映画祭審査員特別賞・監督賞・撮影賞、アジア太平洋映画祭最優秀作品賞・最優秀監督賞・最優秀助演女優賞などを受賞。録音部門でカンヌ映画祭高等技術員賞も受賞。

(評価:★4)

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