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ふたつの時、ふたりの時間 (2001/台湾=仏)
Ni neibian jidianWhat Time Is It There?
[Drama]
製作 | ブリュノ・ペセリ |
監督 | ツァイ・ミンリャン |
脚本 | ツァイ・ミンリャン / ヤン・ピーイン |
撮影 | ブノワ・ドゥローム |
美術 | イップ・カンティン |
出演 | リー・カンシェン / チェン・シアンチー / ルー・イーチン / ミャオ・ティエン / イップ・トン / チェン・チャオロン / ツァイ・グエイ / ジャン・ピエール・レオー |
あらすじ | 台北の路上で時計を売る男シャオカン(リー・カンション)は、父親(ミャオ・ティエン)を失う。それ以来、母親(ルー・イーチン)は亡き父の魂に一心不乱に縋ろうとするばかりで、誰の言うことにも耳を貸そうとしない。そんなある日、シャオカンは彼の身につけた時計を買いたがる女性シアンチー(チェン・シアンチー)と出会う。シアンチーは明日パリに旅立つと言う。見たことのないパリに思いを馳せるシャオカンは、台北の時計の時間をパリの時間に変えようと台北中を回る。台北とパリ、それぞれの都市がそれぞれのリズムでそれぞれの時間を刻むなかで、やがて小さな「奇跡」が起こる。116分。 [more] (グラント・リー・バッファロー) | [投票] |
光使いがとても良い映画。息子、母親と比べてパリ編の作りが甘いものの、ラストシーンがあまりにも素晴らしいのでどうでもよくなった。 (赤い戦車) | [投票] | |
ユーモアさえ感じるほどの構成的な画面で、とくに何がどうなる、というわけでもないのに淡々と展開していく物語。台詞も少ない。しかしとても饒舌な内容で、飽きない。 [review] (浅草12階の幽霊) | [投票(2)] | |
無為であることのすがすがしさ。(レビューはラストに言及、再見につき内容改編、H17.6.6) [review] (グラント・リー・バッファロー) | [投票(1)] | |
常識的なつっこみは抜きで、マジックのような展開に魅入っていればいい、それくらい、この監督はツボらしい。 (カノリ) | [投票] | |
どん底に落としたヒロインを救済する前作『Hole』との類似性が興を削ぎテーマも一元的で物足りない。仕掛けられた「時間」ギミックは内実を伴わず上滑る。ただ、照明による画面の奥深い色彩設計はゴダールやベルトルッチの最良作をも想起させる。 (けにろん) | [投票] | |
ミンリャンの、またいつもの、ひたすら心を見つめていく文法は健在だ。女のほうの内側が説明不足だが、それでもパリも同時進行し、ラストは素晴らしい心の通い、広がりになった。 (セント) | [投票] | |
時計が一つ片方から片方へ渡っただけの関係。台湾とパリ、男女の時差は7時間、時間も場所も交わらないのに、映画をみている私は二人を俯瞰的に眺めることができ、あまつさえその間につながりを見つけようとしてしまう。 [review] (なつめ) | [投票(5)] | |
ヌーベルバーグの亡霊はミンリャンをも呪縛する?。本作が捧げられた「亡くなった父」とはトリュフォーのことでもあるのだろうか。時間と空間差の取り込みが形式的かつ表層的で、いかにオマージュとはいえパリという舞台設定に強引さが残り唐突感が否めない。 (ぽんしゅう) | [投票(1)] | |
よくも悪くもこの映画をみること自体が「時間」を感じさせる (バック・フィーバー) | [投票] |
Ratings
2人 | ||
5人 | ||
4人 | ||
1人 | ||
0人 | ||
計 | 12人 | 平均 | (* = 1)
POV
● 監督たちの主として映画に対する発言集 (いくけん) | [投票(18)] | アジアの片隅で…狂い酒飲み干せば… (けにろん) | [投票(16)] |
アジア的遊撃者 (ぽんしゅう) | [投票(5)] | 喪失について (グラント・リー・バッファロー) | [投票(3)] |
Links
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