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[POV: a Point of View]
アジアの片隅で…狂い酒飲み干せば…
このままずっと生きていくのかと思うのだが…

A:香港 B:中国 C:台湾 D:韓国
A★5ハード・ボイルド 新・男たちの挽歌(1992/香港)ペキンパーのエピゴーネンたる自覚下『ワイルドバンチ』的構成を踏襲し序盤と終盤に大銃撃戦を配する。乱戦最中の小景に極大の非情と詩情を乗せる妙。敵キャラとの同族意識が乾いた狭義を駆り立てる。文字通りハードボイルド。ウーキャリアの到達点。投票
A★5ポリス・ストーリー3(1992/香港)反発し合いながらも共通の目的を遂行する2人。見飽きた設定だがジャッキーミシェールという極めた者同士のみが醸し出し得るあ・うんの呼吸の妙は世界映画史上有数の至福感。しかも、それが男と女であるから甘酸っぱいのだ。投票(4)
A★5欲望の翼(1990/香港)隔絶された虚空間で、或いは夜の静寂で決してクロスしない5人の男女の想い。登場人物たちの息詰まりそうな閉塞感を亜熱帯林に舞台を移して解放するかに見えた語り部の視座が突如、神の視座に飛躍するかのようなラスト。1回限りの手法にしても鮮やかすぎる。投票(2)
A★5恋する惑星(1994/香港)ミニマム世界のモノマニアックな語り口が村上春樹的であり、それを映像に定着させる技巧に於いてカーウァイは世界の先端にいたわけだが、一方でダサキュートさが遊びを生みタイト感を緩衝。先鋭的ショットの連続があざとさを感じさせる隙も与えない。投票(1)
A★5花様年華(2000/仏=香港)空調の無い時代の湿度と空気の濃度。その中で視線で囁き合うかのような感情交錯が醸し出す刹那。それでもチャンの素肌は涼やかだしレオンはあくまで端正だ。技巧の極致をいく長焦点レンズ使いが2人の関係を世界から隔絶し瞬間は永遠へと延伸される。投票(2)
A★5酔拳2(1994/香港)仕掛けで見せるのでなく功夫技のみを純粋に追求したジャッキー源流の集大成。脚本・演出ともに奇を衒ったとこは一切無く年齢ギリで臨んで彼が残した恒久遺産だと思う。酔拳の「酔」に拘りそれが自壊技であったことも押さえる。若い継母も好アクセント。投票(1)
A★4ファースト・ミッション(1985/香港)松竹新喜劇みたいなベタベタの展開が、この上なく泣かせる。そういう展開で、ためにためた挙げ句のジャッキーのクンフー技がサモ・ハン演出の冴えもあり到達点とも言うべき切れの良さ。とにかく凄まじく速え!80年代ジャッキーの最高作。投票
A★4狼 男たちの挽歌・最終章(1989/香港)敵対する殺し屋と刑事がメルヴィル的フィルムノワールならば、殺し屋と歌手の絡みは日活アクション的ムード歌謡。一貫して浸り切った過剰とも言える情緒が一歩間違えればギャグになる寸前で縦軸と横軸を織りなし見事に融合されている。投票
A★4女人、四十。(1994/香港)老人問題の映画なのだが一方で女性の労働問題が並列の重さで描かれるというのが巧みで救いのないテーマの緩衝剤としてマッチング。亭主を含めた主人公の家族の描写がベタつかず良い。ただ、思うのは、こういう結末でしか物語は終われないのだろうかという事。投票
A★4大丈夫日記(1988/香港)30年代アメリカの上質スクリューボールコメディか、はたまた60年代東宝の熟達のサラリーマンミュージカルか…とにかく有無を言わせぬテンポの良さ。ユンファの芸域の広さにも感銘したが、何より2女優の掛値無く美人でキュートなことが必要充分条件。投票
A★4燃えよドラゴン(1973/米=香港)ジャンプしての肋骨砕きとヌンチャク奪取後のデモシーンが境界線上に立ったリーの近寄りたくないオーラを纏い出色であるが、冒頭の少林寺での説法が偏執ムードで煙に巻いたのも大きい。出涸らしのチャチい物語骨格はものの見事に粉飾された。音楽も秀逸。投票
A★4ザ・ミッション 非情の掟(2000/香港)デ・パルマ的意匠にタランティーノ風味を加味した香港ノワール…なのに何故かタイトルバックだけはスクリーンサイズも書体も音楽も黒澤だしリーダーが宍戸錠なのが泣ける。でも完璧なクールに徹しきれない甘さがある。投票(4)
A★4黒薔薇VS黒薔薇(1992/香港)愛人 ラマン』を見てからこいつを見てみろ…そうすれば香港映画の懐の深さがわかるってもんだ。セルフパロディといった軽々しさからは無限の地平に到達したオフビートな傑作。投票(1)
A★4カンフーハッスル(2004/中国=香港)目を惹かれたのは縦横に移動する長回し内での過剰なまでの天こ盛りの創意。真にリスペクトするものには誤魔化しは無礼と言わんばかりのシンチーの引きのスタンスが図らずも親爺リスペクトに連鎖した。とは言え覚醒への布石がもう1つあれば完璧だった。投票(2)
A★4レディ・ハード 香港大捜査線(1987/香港)ミシェールは『ポリス・ストーリー』や『007』みたいな半歩退いた立場所で魅力を発揮する。それは猪木の陰で女を磨いた倍賞美津子をさえ思わせる。ピンでは華に欠けるが、ほぼ均衡するラスロックの力量が安定したバランス感をもたらした。投票
A★3サンダーアーム 龍兄虎弟(1986/香港)秘宝とか邪教とか手垢つきまくりの題材をジャッキー流にアレンジしたところで垢は落ちないのであって、柔な歌手アランとのコラボでは共闘戦線的妙味も欠如。何よりジャッキー演出が緩くて好きじゃない。投票(1)
A★3チャイニーズ・ゴースト・ストーリー(1987/香港)腑抜けな優男が恋い焦がれて自ら越境し行くならともかく、強者の手を借りてと言うのではカタルシスは生まれないだろう。悲恋めいた造作は徒にイライラ感を増幅するのみだ。ジョイ・ウォンの美しさが唯一辛うじて物語を担保する。投票
A★3男たちの挽歌 II(1987/香港)ジョン・ウーは、どうも撃ちまくり破壊しまくる銃撃戦だけを撮りたかったようで、結果、堪えに堪え忍んで最後にブチ切れるという任侠世界が後方に追いやられ、何故か獲得したのが80年代アメリカ映画の1系譜たるベトナム帰還兵ものの厭世観だった。投票(2)
A★3チャイニーズ・ゴースト・ストーリー2(1990/香港)過剰なまでの情緒綿々さが拭い去られて1作目よりおもしろい…かもだが、張りぼてめいたラスボス登場の終盤は、やっぱり…感がもしや感を凌駕し反面安心感も覚えるという毎度馴染みの思考経路を踏襲してくれる。投票(1)
A★3男たちの挽歌 III(1989/香港)そもそも『挽歌』シリーズに思い入れも無いので前日譚のもたらす感慨も無く単なるアクションロマンスの1本なのだが、うらぶれた映画館で「夕焼けの歌」を聞いたとき走馬灯のようにうらぶれた人生が脳裏をよぎって涙が止まらなかった。そういう映画もある。投票
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