★5 | A fine romantic movie for grown-ups. [review] (立秋) | [投票(17)] |
★5 | まるでミケランジェロ・アントニオーニが『アイズ・ワイド・シャット』を撮ってしまったようなエロス=夢。私たちにとってはもう、セックス=現実さえも快楽じゃないのかも・・・ [review] (巴) | [投票(15)] |
★5 | 静謐な慎み深い画面が良い。全編実に計算された美しさだ。壁やドアでマスキングした画面による閉塞感の創出が息詰まるような切ない感情をフィルムに定着し倍加する。モーションコントロールとBGMによる相乗作用は時に麻薬的な快さを感じさせる。そして特筆すべきは虚実が交錯する二つの「練習」シーン。何と切なくスリリングなことか。 (ゑぎ) | [投票(6)] |
★5 | 切ない。最小の身体の動きで、最大の心の動きを見せられ、そして魅せられ。胸が締め付けられる想いでした。傑作です。 (words) | [投票(3)] |
★4 | たとえば薔薇模様のカーテンが背後でゆれる部屋。そこには鮮やかなグラジオラスの鉢があり、たたずむ女は水仙柄のチャイナドレスを身にまとっている。そして次の場面で上司に手渡す包みまでもが、美しい花模様で覆われている。 [review] (tredair) | [投票(11)] |
★4 | ウォン・カーワイ監督は言葉の人だと思う。いくつかの決め台詞のために、役者も物語も画も音も編集もすべてがある。だから、彼の映画はつねにコラージュで、登場人物に俯瞰的な視点はない。物語がないと安心できない人には苦痛かもしれないけど、彼のそんな、刹那な美しさが私は好きです。 (エピキュリアン) | [投票(10)] |
★4 | まさに、マゼンタ100%・シアン20%・イエロー80% [review] (アルシュ) | [投票(9)] |
★4 | チャイナドレスを身にまとい美しい流線形を顕わにするマギー・チャンが潔癖さを捨てることができずに煩悶する姿は男の目にはまさにエロスとして映り、 [review] (緑雨) | [投票(6)] |
★4 | 何着ドレス持ってるんだマギー・チャン。[新文芸坐] (Yasu) | [投票(6)] |
★4 | 成瀬巳喜男の『浮雲』とクロード・ルル−シュの『男と女』、そしてこの『花様年華』を撮影技術と無愛想顔の男女が生んだ古今東西の三大メロドラマ傑作とする。どの作品も一歩間違えれば通俗恋愛ごっこに陥るところを奇跡的構成力で踏みとどまっている。 (ぽんしゅう) | [投票(4)] |
★4 | 時計がいくら時間を刻んでも、扇風機がいくら空気をかき回しても、濃密な空気はあのごちゃごちゃしたアパートの中に充満し、永遠の残像を残す。時計と扇風機と壁に誘われ、評価を1点上げる。(★3→★4) (グラント・リー・バッファロー) | [投票(4)] |
★4 | 閉塞感ある空間イメージとレトロな色調映像が特徴的で馴染み深い沢山の音なるモノも印象深かった。大人の恋を描く優れた演出効果に雰囲気ごと飲み込まれる思い。それにマギーのドレス姿、本当に綺麗だったなぁ。うっとり・・・。 (かっきー) | [投票(4)] |
★3 | 「世界遺産」が始まったのかと思った。即効性はあるけど持続性がない安物のマリファナみたいな映画。 [review] (muffler&silencer[消音装置]) | [投票(7)] |
★3 | Quizas,Quizas,Quizas. [review] (鷂) | [投票(6)] |
★3 | アジアの匂い(臭い)が画の隅々にまで立ち籠める。香港=シンガポール=カンボジア、裏路地=長雨=熱帯夜。裡から決して陽の許へ出すことのない、情念。3.8点。 (死ぬまでシネマ) | [投票(2)] |
★3 | おーい、どこまで行くねーん [review] (レディ・スターダスト) | [投票(2)] |
★3 | 映像美とまったりとした空間。・・・でももうそれだけでは満足できなくなってしまったのだよ、ウォン・カーウァイwithクリストファー・ドイル。 (kazya-f) | [投票(2)] |
★3 | 観察者としての視点を捨てられない小説家と、現実から眼を逸らしきれない臆病な女。愛を語り合う資格の無い二人を見事に描ききってはいるが、だからどうしたの感が否めない。メロドラマを盛り上げる百花繚乱の「映画華」も、ここまで来ると流石に鬱陶しく感じてしまう。花はとびきり美しい一輪で充分だ。 (町田) | [投票(1)] |
★3 | 一線を越えないという事が、これ程緊迫感があったとは。私もかくありたい。PS,日活?いや松竹じゃないか? (sawa:38) | [投票(1)] |
★2 | 深読みコメントを思考する為に生まれた王家衛のハッタリ手抜き映画ここに降臨!! [review] (ジャイアント白田) | [投票(5)] |
★2 | いろいろ考えたけど、長い年月を費やし、国を又にかけるほどの内容かぁ?って疑問が拭い去れない。2.5点。 [review] (くたー) | [投票(4)] |
★2 | やっぱこの監督はかなり重症でしょうねえ。雨の降らし方は下手だし、下品な鏡の使い方、障害物や小窓を手前におけばいい、ってなもんじゃないでしょう。狭苦しさだって『曽根崎心中』の百分の一。チャイナドレスに2点。 (動物園のクマ) | [投票(1)] |
★0 | ううううううーむ・・。なかなか採点の難しい作品。なるほど、カンヌ受けはしそうだ。淡々とした、大人の、恋愛ドラマなんだなぁ、と思った。映画というよりも、アートというかんじでした。ただ後味でジンジンくる感じがする。 (はっぴぃ・まにあ) | [投票] |