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[POV: a Point of View]
2001年のベストテン

A★5リリイ・シュシュのすべて(2001/日)「LOVE LETTER]の時代が10年経つと、、。14歳と思うから「?」だけど、私達の時代の17歳ぐらいと思うと、さもありなむ。それにしても今の子はひたすら傷をつけたがるのですなあ。時代が悪すぎるのでしょうか。ちなみに息子がちょうど14歳です。 [review]投票(3)
A★5蝶の舌(1999/スペイン)精神的転向、或いは「ころび」を子供にまで体験させてしまう時代を鋭く、静かに訴える。 [review]投票(3)
A★5天使の涙(1995/香港)一番最初に見たウォンカーウェイ。最初荒唐無稽だと思って途中で映画館出ました。DVDで見たら映像が斬新。シャープ。内容もないようで実はしっかりある。好きです。投票
A★5花様年華(2000/仏=香港)映像は濃い印象画風色彩。構図も面白い。大人の精神的不倫。終わるまでいい絵画を見た感が強い。撮影者は「夏至」と同者。今回はドイル色弱し。感心。投票(1)
A★5貸間あり(1959/日)今年宝塚映画祭で見た。脚本を書いた藤本義一が講演していた。作品は驚くべき贅沢な俳優。美術もしっかり。若いときの一流俳優を見て感じ入る。これがけなされていたのが全く分からない大傑作です。投票
A★5風花(2000/日)最初の桜の長回しの白黒近い映像が秀逸。全体に映像良し。二人の職業はこの映画の場合あまり関係なし。死に行く者の心根をたどり、なぞりたかったのでは。それにしても相米は今この世にいないとは。病身で撮ってたはずなのに衰えてなかったですね。投票(3)
A★5水の中のナイフ(1962/ポーランド)構図が冴えている。絵画のようです。悪意を生まんとする心理劇。じれったい確執。やはり「太陽がいっぱい」に似ている。新発見。ポランスキーにしては全くユーモアなし。そこがなかなかいい。投票(1)
A★5打ち上げ花火、下からみるか?横からみるか?(1993/日)人生、ある日ぱっと今までのとき(日常あるいは人生)が終わる時がある。それは子供にもやってくる。その時間が愛しくなる心情を夏の切り取られた一日で描いた。これは只事じゃないぞ。投票(8)
A★4夏至(2000/仏=ベトナム)映像ではユンのベスト。ストーリー展開に余裕が出来てます。観客も余裕が出来ます。ちょっと贅沢に人生を眺めています。映画は贅沢なんです。投票(2)
A★4山の郵便配達(1999/中国)自然のようで、作ってる。父以外は俳優さん丸出し。素に徹したほうがスケールも大きくなったはず。また説明しすぎ。勿体無い。感動作ではある。投票(2)
A★4タイタンズを忘れない(2000/米)アメリカの優しさ。人と人とのつながり。描いてるのはアメリカなんだ。こんなにみんな一つの所を見つめていた。なのに今や、、。テロ以後のアメリカの荒廃がこの映画を見るとよーく分ります。投票(1)
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