コメンテータ
ランキング
HELP

[あらすじ] 小さな巨人(1970/米)

取材を受けるジャックは今年で121歳を迎える。ボケた感じもせずジャックは淡々と過去を語りだします。しかし、取材を求める男はインディアンの生活様式について聞きたかった。白人とインディアンの戦いを「夢物語」と言う男にジャックは怪訝する。取材の男にテープレコーダの電源を入れさせるジャック。「リトル・ビックホーンの戦い」=白人として、ただ一人生き残った男の事をジャックは強引に語り始めた。その話は彼がまだ10歳、110年前に遡る。タイタニックを思い浮かべるようなシーンからの始まりです。そしてこれは真実に記された物語なのです。
かっきー

ある日、ジャックは家族と共に平坦な地を馬車で移動していました。所がその途中凶暴なインディアンに襲われ姉とジャック以外殺されてしまいます。何もかも失ってしまった二人の前にまた別の一人のインディアンが現れる。「今度こそ殺される!」ジャックと姉は天国で会おうと誓い合いった。

そのインディアンは先程の奴らとは違った種族のインディアン。彼は「偲びよる影」と名乗るインディアンで二人を自分達の部落に連れて行きます。だが姉はその夜にジャックを残し助けを求め部落を後にする。その姿をジャックはただ見つめるだかだった。

一人取り残されたジャックは数年間育てられ「小さな巨人」と言う名を与えられます。その名前の由来=小さな体に偉大なる勇気を持つ男。

ある日、白人に対し一戦を交える事になりジャックも出陣。所が、インディアンと白人の戦いは姿勢が違い過ぎました。武器が全員に当たらないインディアンの半分は馬に乗ったまま、ただの棒で相手をなぐるだけ。他の者は弓矢。白人は連発銃。これでは戦いの結末は見えているのと同じです。

ジャックも立派に戦い抜くが遂に追いつめられ殺されそうになる。そんな時ジャックは「ワシントンよ栄光あれ!」と咄嗟に叫んでしまった。のち、白人と分かったジョージカスター将軍率いる部隊の白人達はジャックを町へ連れて行き、今度はこっちの文化を学ぶ事になる。

互いの強みや弱み、信頼や裏切り、様々な試行錯誤をくり返し最後にジャックが選んだ道を丁寧にきめ細かく説明された文芸作品です。

(評価:★5)

投票

このあらすじを気に入った人達 (1 人)ALPACA

コメンテータ(コメントを公開している登録ユーザ)は他の人のあらすじに投票ができます。なお、自分のものには投票できません。