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[あらすじ] 扉の影に誰かいる(1971/仏)

対岸が仏の英国の町。病院の医師ローレンス(アンソニー・パーキンス)の前につれて来られたのは、浜をうろついていたという記憶喪失の男(チャールズ・ブロンソン)。名前は分からない、身分証明書も何もない。「浜で、女を助けていたような・・・何も思い出さない」と言う。「ロンドンへ行きたいというので送って行くよ」と言ってローレンスは病院を出、男を車に乗せた。途中にその浜辺があった。医師は車を降りてぶらぶら歩き、茂みを見た。ハイヒールが、あった・・・。車に戻ると言った、「何もなかったよ」。車中で男、「入院じゃないのか?」「家へ連れて行く。目の届く所がいいんだ。私は専門医だから、安心しろ」。(まだ続きます)
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家の中は静かだった。「誰もいないのか?」「あぁ、1人で住んでいる。ゆっくりしろ」。渡したジュースには催眠薬を入れた−「眠るのが1番だよ」。客間に案内する。応接室に戻ると、男が忘れたコートがあった。持つと、手に硬い物が当たった。取り出すと、銃だった。男が向こうの客間から出て来た、「もう1度礼を言いたくて。」「コートを忘れているぞ。何か入っていないか?」男は触って「いや何も・・・」と言った後一瞬動きを止めた。が「何もない」と言い切った。医師はこっそりにんまりと笑った。そして「そうそう、忘れていた。筆跡をもらおうか。何でもいいから書いてくれ。後で何かの役に立つだろうから」。

しばらくして男が客間で寝入ったのを確認すると、ローレンスは別の部屋に入って行った。妻フランソワーズ(ジル・アイアランド)が寝ていた。音で目を覚ます。「よく寝たわ」。「患者を連れて来た。静かにしてくれ。・・・また兄貴のいるロンドンに行くのか?」と、用意されたバッグを指さした。

しばらくして妻は呼んだタクシーに乗った。「ロンドンですね。」「違うわよ。港よ。仏行きのホーバークラフトに乗るの」。家ではローレンスが、ぐっすり寝ている男の傍へ行き、脱いだ服をいろいろ調べ、そして出て行った。

時間が経ち、男が起きて来た。丁度ローレンスが外から戻って来た、「もう1度、浜へ行ってきた。トランクを見つけた。君のだろうと思うがね」。

男も妻も何かを隠していそうだ。そしてローレンス医師は何を企んでいるのか?97分

(評価:★3)

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