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[あらすじ] 銭形平次捕物控 雪女の足跡(1958/日)

平次(長谷川一夫)が伊勢参りに行っている間、‘花こうもり’なる盗賊団が江戸を荒らし回り、ついには千代田の城(江戸城)の御金蔵を破り、3万両を強奪した。その探索も進まないうちに、今度は松前屋が押し入られた。その時娘きよ(浦路洋子)が1人逃げ出した、「助けてー」。その声を聞いた近所の浪人の大場弥十郎(千葉敏郎)が駆け付け、一味と斬り合いになった。きよは灯の見えた屋台に走った。そこには平次の子分、八五郎(船越英二)と同じく岡っ引きのお品(香川京子)と数人がいた。(まだまだ続きます)
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八五郎は飛脚の新助(水原浩一)に「奉行所へ頼む!」と言って、自分は水門を預かっている上総[かずさ]屋へ行き、「水門を閉じてくれ!木戸へも連絡を!」。お品は船元の所へ行き、内儀のおしま(大和七海路)に「こういう事態だから、船を解き放って!」と頼んだ。花こうもりの一味は、逃げに逃げた。がついに奉行所の手勢に、ねずみ長屋に追い詰められた。短筒[拳銃]を持っていた。撃ち合いになり、5人全員が撃ち殺された。5人で全てだったな。そうだと思う。

一件落着し、一味の捕縛に協力した町民6人に奉行所より褒賞が下げ渡された。松前屋のきよ、大場弥十郎、上総屋惣兵衛(清水元)、同娘みね(美川順子)、飛脚の新助、船元内儀のおしま、だ。

その後、平次が帰ってきた。帰京した日から、雪だった。そして、雪女が現われた。駕籠舁き(三遊亭小金馬江戸家猫八)が見たのだが、雪女は現れるとふっと消え、その場には女が倒れていた。きよだった。殺されていた。続いて浪人大場が殺される。

そんな中、ねずみ長屋に住む伝蔵を訪ねて、田舎から許婚者お光(中村玉緒)がやってくる。が彼は花こうもりが捕まった日以来、行方になっていた・・・ 死んだ5人の花こうもり一味の首をさらした小塚原の刑場に夜現れた女、おれん(沢村美智子)の正体は?3万両の行方は杳として知れず、褒賞町人は更に殺されていく。幕閣から呼び出された南町奉行鳥居甲斐守(黒川弥太郎)は、大晦日までに解決せよと命じられる。

平次は徐々に犯人に近づいていたが、遂に大晦日の日になってしまう! 80分

長谷川平次18作中、第15作目。

(評価:★3)

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