[あらすじ] 悲しみは空の彼方に(1959/米)
数日してスティーヴが訪ねて来る。皆で歓待し、その後たびたび来るようになる。彼は本物の芸術写真家になりたいという夢を話す。一方ローラは、夫が地方劇場の演出家で亡くなった後、女優の夢を捨てきれず、金を貯めてニューヨークへ出て来ていた。
しかし小さなCM出演をしただけで、何ヶ月も仕事はなかった。有名な俳優斡旋事務所のアレン(ロバート・アルダ)にやっと会えるが、「歳も歳だし、実技理論がある訳でもない。ただ美しい顔と足を持っている。ので、劇作家と寝るとか、演出家にヌードを見せるとかは出来る。」と言われる。怒りと共に世間知らずだったと落胆するが、スティーヴに慰められ、気を取り直すローラだった。そして半年後、仕事が舞い込む。あのCMを見た有名な劇作家エドワード(ダン・オハーリヒー)が使いたいと言って来たのだ。全くの端役だったが、これが大きな転機になって行く。
一方家庭ではアニーの娘サラジェーンは昔から、黒人の血を恥じていた。黒人人形も嫌、母親と歩くのも嫌、そして成長した彼女(スーザン・コーナー)は、外で白人のようにふるまっていた。娘を溺愛するアニーは不憫に思いながらも、「神の御業(みわざ)には意味が有るのよ」と言うが、娘は聞く耳を持たず、家出をする。一方16歳になったスージー(サンドラ・ディー)は誰にも言えない秘密を抱えていた。母1人子1人という2組の家族の半生を描く、125分。
サラジェーンを演じたスーザン・コーナーは、ゴールデン・グローブ助演女優賞受賞しアカデミー同賞はノミネート、又ジュアニータ・ムーアもゴールデン・グローブ賞アカデミー賞共にノミネート。その他数々の受賞、ノミネートされる。
(評価:
)投票
このあらすじを気に入った人達 (0 人) | 投票はまだありません |
コメンテータ(コメントを公開している登録ユーザ)は他の人のあらすじに投票ができます。なお、自分のものには投票できません。