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[あらすじ] ダーク・ハーフ(1993/米)

純文学作家ボーモント(ティモシー・ハットン)には、世間が知らないもう1つの名前がある。彼こそ売れっ子暴力小説作家スタークなのである。しかし、彼には悩みがあった。なぜなら、スターク作品が爆発的に売れる一方で、ボーモント作品は一向に売れないからである。そんなある日、熱狂的ファンがスタークの正体を見破ってしまう。マスコミにも気づかれた彼はついにスタークとの別れを決意するが・・・ ◆スティーブン・キングの小説を、ゾンビの生みの親ジョージ・A・ロメロが映画化。影の分身(Dark Half)は、密かにリチャード・バックマン名義で小説を書いていたキング自身の実体験がもとになっている。122min.
Pino☆

 スティーヴン・キングの分身、リチャード・バックマンは、1985年に偽名癌という不思議な病気で亡くなるまでに、4編の長編小説と何篇かの未出版原稿を残している。そのうち映画化されたのは『バトルランナー』と『痩せゆく男』の2編である。

 ちなみに、キャシー・ベイツ主演で大ヒットした『ミザリー』は、本当は、リチャード・バックマン名義の最後の作品として、刊行されるはずの小説だったらしい。刊行直前に、ファンによってバックマンであることを暴かれてしまったキングは、『ミザリー』にはを自らの名前を付して刊行している。参考まで。

(評価:★4)

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