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[あらすじ] 立喰師列伝(2006/日)

「立喰師」−それは飲食店において、おのれの弁舌のみを頼りに堂々と店主と渡りあい、それのみをもって自ら食した料理の対価となし、けして金銭を払ってこと足れりとすることのない、闇の世界に生きる孤高の仕業師たちである。時代の激動期、現われては消え、消えては現われた彼らの生き様がいま、甦る。戦後直後の混乱期に「ゴト」をした伝説の立喰師「月見の銀二」、60年安保に揺れる永田町で美貌をきらめかせた「けつねコロッケのお銀」、閉塞した時代に苦闘した「哭きの犬丸」、「冷やしたぬきの政」、世を席巻し始めたファストフード店に襲いかかった「牛丼の牛五郎」、「ハンバーガーの哲」、「中辛のサブ」。彼らの存在は「日本」という存在そのものではなかったか。
シーチキン

「立喰師」は、押井守監督の他の作品に登場する架空の存在で、押井守氏が、あたかもそれが実在するかのようなものとして扱い、同名の原作本まで書き上げたもの。

今回、デジタル写真を3DCGとして動画にした「スーパーライヴメーション」という新しい手法によって、数多くの業界人の協力を得て映画化した。

(評価:★1)

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