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[あらすじ] 原始獣レプティリカス(1961/デンマーク=米)

北欧の銅鉱地帯で古代生物の肉片が冷凍された状態で発見され、解析の為にコペンハーゲンにある生物研究所で冷凍保存されることとなったが誤って解凍されてしまう。だが肉片は腐るどころか成長を始め、一生物の個体として徐々に形を成していくではないか。「レプティリカス」と命名されたその生物は軍の監視下にも入り厳重に保護されるが、ある嵐の晩とうとう個体は完全に成育し研究所を破壊、逃げ去ってしまう……。
荒馬大介

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけの解説です。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







 製作費を抑えるため、他国と比べると比較的人件費の安いデンマークで撮影された怪獣映画。軍隊と市民エキストラの協力を得てパニックシーン等は迫力のあるものに仕上がっているが、現地スタッフの特撮水準はそれとは相反するようなレベルだったため、結果としてそのギャップが目立つ映画になってしまった。現在ではそれが逆に受け、マニアの間では海外怪獣映画の珍作として知られている。

 また特撮とは関係無いが、本作は完成終了後スタッフ総出でアテレコをする羽目になった。これは録音ミス等ではなく、出演者が全員北欧訛りの英語を喋っていたことに気付いたから。長い間デンマークにいたスタッフ達はそのことに気付かなかったのである。

(評価:★2)

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