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AONIさんのコメント: 更新順

★3殺し屋人別帳(1970/日)デビュー作ながら既にほぼ仕上がっている渡瀬恒彦の個性が素晴らしい。映画の内容は、『網走番外地』シリーズそのもの。[投票]
★2北穂高絶唱(1968/日)記憶喪失になった青年と、その彼を巡る恋の三角関係なんて、今観るには陳腐すぎる、あまりに、あまりに王道すぎるメロドラマ。[投票]
★4天狗飛脚(1949/日)クライマックスの追走劇における、テロップ(字幕)を活用して盛り上げる演出が実に巧い。丸根賛太郎はトーキー転換後の監督さんだが、サイレント活劇の演出技法を上手く使っている。[投票(1)]
★5マッドマックス 怒りのデス・ロード(2015/豪)疾走感漂うロックな世界観!スゲーなジョージ・ミラー御大(御年70歳)!!その衰えないクレージーなイマジネーションに乾杯!本作のパンチの効いた映像世界は、旧作ファンも満足できる出来栄えなのでは?[投票]
★3牙狼之介 地獄斬り(1967/日)残念なことに、主役の狼之介が個性薄くて魅力ないんだなぁ。対照的に西村晃が、強欲剥き出しな悪漢を好演していて、完全に主役を食っちまっている。[投票]
★3ミッドナイト・ガイズ(2012/米)かつての仲間を老人ホームから連れ出し、深夜の街を盗んだ車でカーチェイスする爺さまたち。まるで魔法にかかり一晩だけ若返ったような、これぞ映画っていう素敵なシーン。逆に、今時のアメコミ風のオトシ方(クライマックス)は気に食わない。 [review][投票]
★3栄光への賭け(1970/英)各国代表たちの五輪大会までの過程を上手いこと挿入しているので、最後のレース展開が実に見応えある出来映え。何よりキャスティングが良い。実力あるのに薬物に手を出しちゃうヤンキーのライアン・オニールなんて、さもありなんて感じ。(ライアンさん、ごめん。)[投票]
★3拳銃の報酬(1959/米)実生活はリベラル派で有名だったロバート・ライアンだが、『十字砲火』でも本作でも、差別主義者を演じさせると実に上手い。というか、こんな白人と黒人がチーム組んで、この計画が上手くいく訳ないのだが・・・。[投票]
★4愚か者の船(1965/米)小男マイケル・ダンが狂言回しとして上手く機能しており、中弛みすることなく最後まで見入ってしまう見事な群像劇。派手さはないが演技巧者で固めたキャストも素晴らしい。その中でもやはり、孤独感を身に纏ったようなヴィヴィアン・リーの圧倒的存在感![投票]
★3恐怖のまわり道(1945/米)アクの強いファム・ファタール(“運命の女”)が唯一無二の個性を放っている。彼女の存在が、本作をカルト的評価を持つ怪作ノワールと言わしめている理由だろう。[投票]
★3アンコール!!(2012/英=独)中盤とクライマックスに用意されている主人公夫妻の独唱に尽きる。特にヴァネッサお婆ちゃまが歌う「True Colors」、80'sお馴染みの有名バラードだが、歌詞もこんなにステキだったことに初めて気がつかされました。[投票]
★3地獄の用心棒(1955/日)ヨダレを垂らしながら麻薬中毒者を熱演する三国、ちょっとやりすぎ・・・。マダム役の女優(山本和子さん)が魅力的で、ステキな美人発見だった。[投票]
★3影狩り ほえろ大砲(1972/日)大砲輸送を巡る奇抜なアイデア、駆け引きがあり、お話的には1作目よりは面白い出来映えか。それにしても、夏純子に迫られて抱かないなんて、男じゃねえな。[投票]
★3踊りたい夜(1963/日)三人娘の長女演じる水谷良重が、その歌唱力で圧倒的存在感。今まで関心ない女優さんでしたが、この方はミュージカルにこそ本領発揮するんだなと、その才能ぶりに感心。[投票]
★4モラン神父(1961/仏)神父の住まいへの階段の上り下りシーンが、ヒロインの揺れ動く心情を表現しているようで実に効果的。これぞ、心理表現モンタージュのお手本![投票(1)]
★3赤い家(1947/米)ロリータっぽいヒロインの女の子を見つめる、E・G・ロビンソンの目つきが怖すぎです!![投票]
★3悪徳(1955/米)監督アルドリッチに主役パランスといえば、この翌年に傑作戦争ドラマ『攻撃』を生み出す“漢(おとこ)”コンビであります。しかし、本作はやはり、ブロードウェイ舞台初演で主演したジョン・ガーフィールドにこそ演じてほしかった。パランスの熱演も悪くなかったが。(もっともガーフィールドは赤狩りで干された上、公開当時は既に故人だったが。)[投票(1)]
★3出獄の掟(1966/日)キザすぎる、「ナゾの殺し屋」ミッキーが怪しすぎるぞ!けど、そのキザぶりが主役の田宮二郎を食うほど目立っちゃっているから許す![投票]
★3夜霧の決闘(1959/日)三橋達也 が演じる謎の殺し屋のキャラ設定が大変に魅力的。同キャラについては、井上梅次が後に大映で撮る『出獄の掟』でも再登場させたように、監督自身も気に入っていたのだろう。謎の中国人を演じる森雅之の怪演も強烈で、主役の鶴田浩二はこの2人に完全に食われている。[投票]
★3やくざの勲章(1962/日)ちょっと事件を美化しすぎだな。要するに、暴力団同士の「縄張り争い」なわけで。 敗戦国でノサばる不良外国人の横暴に対して、ヤクザにもすがる一般市民の心情は考えさせられる。[投票]