AONIさんのコメント: 更新順
| 天下の伊賀越 暁の血戦(1959/日) | 欣也の兄貴役を演じちゃうパパ右太衛門や月形龍之介の豪快な若作りが、その豪傑な高笑いと共に無茶すぎて逆に爽快。 「数馬、立て！数馬、見苦しいぞ！」 欣也の一挙一動にハラハラしながら叱咤激励するパパ右太衛門につい笑ってしまう。 | [投票] | |
| 花くらべ狸道中(1961/日) | 困ったときの若尾文子ちゃん頼み！ ツッコミ所満載の間抜けな展開も、スター達の歌と踊りをここまで見せられたら笑って許すしかない！特に、勝新と中田康子の情熱的なラテン・ダンスは抱腹絶倒。 [review] | [投票] | |
| 江戸っ子判官とふり袖小僧(1959/日) | 「映画の中の講談」という二重構造が面白い。沢島忠ならではのコミカル調の軽快で早いテンポ＆台詞回し。しかも現代口調！ 片岡御大はさすがの演技。天狗面を被り下駄を履きながらの大立ち回りは凄い。 | [投票] | |
| 婦系図(1962/日) | 「俺と女、どっちを選ぶんだ！」この二者択一はキビシー！ 世間体という名の高い障壁。日陰者の宿命。 良く考えれば相当ドロドロした世界なのに、不思議と情緒あふれた作品に仕上がっている。 | [投票(1)] | |
| 瞼の母(1962/日) | まどろっこしい話に加藤泰演出が輪を掛ける。徹底してローアングルのフィックス長回しに固執するのはいいが、少し間延びしすぎやしません？ 巧みなカットバックで母子対面シーンを盛り上げた稲垣浩版に軍配。 | [投票(1)] | |
| 風と女と旅鴉(1958/日) | ノーメイクの錦之助。ニューシネマ風といえなくもないが、シーンとシーンの繋がりがどうも不自然。 異端の映像作家加藤泰の演出は、東映時代劇らしさを微塵も感じさせない。 | [投票] | |
| 風の武士(1964/日) | リアルな忍者活劇と思いきや、激しい女達の色恋沙汰が執拗に絡み、挙句にゃ内容までおかしな方向に。 だって、大川橋蔵と大木実が死に物狂いで争った「お宝」って・・・ [review] | [投票] | |
| 男の顔は履歴書(1966/日) | 加藤監督に台詞回しを正されたらしい安藤昇がきちんと“芝居”しています！ 現在と過去を交差させる複雑な作りで観ていて飽きないが、今ではタブーであろう内容と共に眉毛のない内田良平や熱血漢な伊丹十三に驚きを覚える。 | [投票] | |
| 大地震(1974/米) | 大地震のドサクサに紛れて警官コスプレでやりたい放題する危ない奴。本当に出現しそうで怖い。 | [投票] | |
| 妖獣都市(1987/日) | 憎み合う人間も妖怪もエロが大好きという話。オチもそんなノリで解決！ | [投票] | |
| 右門捕物帖 南蛮鮫(1961/日) | 「呪い頼み」の陰謀ってどうよ？ むっつり右門＆おしゃべり伝六に、ライバルあばたの敬四郎＆ちょんぎりの松を加えたレギュラー陣は全くもって最高だが、内容を含めたその他はかなりトホホな出来。 | [投票] | |
| 右門捕物帖 卍蜘蛛(1962/日) | センスの悪い無国籍アクション時代劇。モダンジャズ風のテーマ音楽からしてジャンルを忘れさせる。 キャバ嬢のような金髪ネーちゃん桜町弘子や金ピカな唐人廟など、東映らしい安っぽさとキワモノぶりを楽しむべし。 | [投票] | |
| 右門捕物帖 片目の狼(1959/日) | 瞑想に耽るむっつり右門。マシンガントークのおしゃべり伝六。 天下を揺るがすテロ予告に、江戸っ子庶民達も大騒ぎ。 沢島作品のキャラは実に良く走る！走る！ [review] | [投票] | |
| 右門捕物帖 まぼろし燈籠の女(1961/日) | いつもの大陰謀劇はなりを潜め、今回はかなり本格派の推理時代劇。その分、事件が少し地味すぎるのが玉にキズだが、最後に啖呵をキメる右門は「カッコいい」の一言。 | [投票] | |
| 銭形平次捕物控 美人鮫(1961/日) | 国際麻薬＆人身取引を追って江戸から京都、長崎へ。この規模のデカさは江戸神田の十手持ちが扱う事件じゃない！ あまりにも軽すぎる八五郎役船越英二のクネクネ演技も必見。 [review] | [投票] | |
| 大殺陣 雄呂血(1966/日) | 「男の約束」破られまくり。こんな役目、引き受ける方も方だが・・・。クライマックスはまさに大殺陣。 | [投票] | |
| ひとり狼(1968/日) | 女は「家」を選び、男は「全て」を捨てた。残酷な話。 忠実に再現された「渡世人のしきたり」も勉強になる。確かにテーマ音楽はダサい。 [review] | [投票] | |
| 華麗なる相続人(1979/米) | ベン・ギャザラとノロケまくるオードリー。なんとまあ濃い一族なんだ！ 犯人はこの際、誰でもいい。 | [投票] | |
| 博奕打ち いのち札(1971/日) | タイトルとは裏腹に、駆け引き下手な不器用人ばかりが登場してゲンナリ。 時折見せる山下耕作らしいバランス良い構図と、突如として前衛的な映像世界に突入するクライマックスが変すぎて面白いので、まあいいか。 | [投票] | |
| 明治一代女(1955/日) | 貢ぐ者と貢がれる者の泥沼三角関係 [review] | [投票] |