[コメント] 拳銃(コルト)は俺のパスポート(1967/日) - 点数順 (1/1) -
全盛期のフランス映画を志向し続けた日活アクションの、たぶん最高の達成。後半に進むにつれて加速度的に面白く、切なくなる。 [review] (寒山拾得) | [投票(2)] | |
宍戸錠、そのアンパンマンのような頬が小林千登勢に惹かれ膨張する。膨張の極限には自壊がある。おのれの頬と向き合った彼は独り埋立地に赴く。頬の膨らみを遮るものはもはやない。が、次の瞬間、それは穿孔に嵌る。その快。 (disjunctive) | [投票(1)] | |
小林千登勢も羨む宍戸とジェリーの兄弟愛だったはずが、宍戸は敵の追跡に晒される逃走経路にジェリーをおいて足を伸ばしてなどいる。ハードボイルドを気取るにしてもこの間抜けさはないだろう。ラストバトルで相殺されてはいるが。 (水那岐) | [投票] |