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[コメント] ゲルニカ(1949/仏)
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★2ゲルニカに対しピカソによって為された考察を上塗りするだけなのに、恰もオリジナルイシューであるかのような態度は如何なものか。方法論的に間違ってる気がする。具象から抽象への変遷が惨禍を表するというのも幼児的だ。機銃掃射のオーバーラップも又同じ。 (けにろん)[投票(1)]
★3一枚の絵画の「部分」を順次に示して「物語」を再構成するという方法論が「ゲルニカ」の性質に適っている。云い換えれば、素材に対する映画作家の解釈=主観的態度に基づく煽情的な演出だ(むろん素材の強さあってこそのものだが)。さらに換言すれば、画家/美術作品の映画であるのと少なくとも同程度にこれはレネの映画だ。 (3819695)[投票]