[コメント] バットマン&ロビン Mr.フリーズの逆襲(1997/米)
これでもかのキャラクターの嵐!その点は観ていて楽しいのですが・・。大勢のキャラ見事にさばけず・・。でもアフタースクールの乗りでバットガールになっちゃうアリシア・シルヴァストーンはキュート。
しかしシュマッカーの罪が大きいのはパート1から一貫して貫いて来た物悲しい作品の雰囲気を消し去ってしまったこと。つくづくバートン監督は偉大だった・・。バットマンは陽気なヒーローじゃなくって翳りがポイント!。(ロビンとバットガールは明るくてもいいけど・・)。逆にロビン(オドネル)は大人すぎて主役クルーニーのインパクトを鈍らせてしまってるし・・。さらにダークな過去の悪役陣と比べても今回のフリーズ(シュワルツネッガー)はニコルソンやデビートやファイファーが演じてきた歴代適役の中でインパクト薄いし、サイドストーリーも浅い。(奥行きの無さはサーマンも共通。)おかげでキャスティングとセットしか見所なくなった・・。でもファンにはたまらない徹底したそのコスチュームやセットは物語さえ無視すれば(無視していーのか?)評価は出来るので★3つ!。もし次回作撮るならシンプルにして原点に立ち返る必要がありますね。印象的なのはシリーズ中一番しっくりくるクルーニーの「I’m Batman!」という掛け声とアリシアの登場シーン。この作品は、観るのにパワーいります・・。
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