[コメント] トーク・トゥ・ハー(2002/スペイン)
どうしても肯定できないものがあるから。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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ベニグノの行為。それはおそらくは制作者にもある感情なのだろう。ゆえにうまく見せることができない。あの程度でしか扱えないのなら、あのアイデアは入れるべきでなかった。かといって深く掘り下げるような対象でないのもまた事実。あれをいちエピソードとして捕らえるしかないのか、この作品は。
ベニグノに対し否定的な流れの中で、唯一、マルコだけが彼を救おうとし、救えないままのラスト‥‥。「異形」は「異形」ということで一応の決着をつけたから、あの終盤は少しほっとした。あれで泣ける人と見にいかなくてよかったと心から思う。
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