[コメント] ミザリー(1990/米)
「キャシー・ベイツをターミネーター4に抜擢させる友の会」発足!
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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アニーの怖さは、その目つきにある。カメラワークからすると、鑑賞者は主人公ポールの目線になっているのだが、焦点が自分に向かっておらず、手前に置かれている感がある。この辺り何を考えているのかよく解らない人物を表現したキャシー・ベイツの見事さと言えよう。
また、ポールのお小水の入った尿瓶を持ったまま会話するシーンも怖い。普通なら、後ろ手に持って会話するだろうけれど、我を忘れて、自己主張の事しか頭にない。ここにもアニーの精神的異常が垣間見られる。
そして、アニーの留守中に家捜しするシーンでその恐怖が最高潮に達する。彼女の存在無しに、アルバムだけで自分に忍び寄る恐怖を最大限に描いているからだ。
原作では脚のハンマー砕きではなく、斧による脚落とし及び、火炎消毒だったそうで・・・。さすがに痛すぎてそこまでは映画じゃ出来ないだろうからね。
アニーもターミネーターばりに強かったけど、ラストシーンで歩いているポールにもターミネーターの称号を贈りたい・・・なるほど最後で解った、この映画コメディだ。
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