[コメント] 濡れた二人(1968/日)
絶妙に、ただのメロドラマに堕ちないところが、秀逸。それは、太陽の下の野獣と都市からきた熟れきった果実を堂々と描いたことと、女が自分自身を発見してゆくテーマが織り込まれているからかな。若尾は裸体シーンはつねにボディダブルを使うけど、ここではそれが倒錯的でかえってエロくていいかも。
(エピキュリアン)
投票
このコメントを気に入った人達 (1 人) | [*] |
コメンテータ(コメントを公開している登録ユーザ)は他の人のコメントに投票ができます。なお、自分のものには投票できません。