[コメント] 東京キッド(1950/日)
コメディにしては当時の世相を反映してか、随分悲惨である。
こちらとしては、「東京キッド」の歌の主人公を演ずるひばりを期待していたので、少々拍子抜けだったのだが、考えてみれば当時の「天才子役」にそんな役をふるわけもなかったのだよなあ。浮浪児の歌だもの。
ギャグは間延びするばかりで左程面白いものはなかったのだが、音楽が流れると踊り出す癖のある役を、エノケンが軽妙に演じていたのは感服した。『いなかっぺ大将』のルーツかな。
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