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[コメント] グレースと公爵(2001/仏)

軍靴、ギロチンの軋み、狂熱と恐怖の叫びが、音楽に取って代わった不幸な時代。貴族や為政者の怠慢は赦しがたいが、モラル無き世もまた闇だ。最近のヨーロッパには「現代の自由」の是非に付いて本気で考えさせられる映画が多い。
町田

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







特殊な背景映像に5分で慣れ、効果的なサラウンドサウンドに10分で慣れ、饒舌すぎる舞台風演技にも慣れて来ると、ふいに睡魔に襲われた。しかし、中盤以降は最期までスリリングで退屈しない。

しかし、作家の最終結論は何処へ?あの人は死にました、あの人も死にました、でも、あの人は生き残りました、だけじゃぁどうしようもなくないか?

(評価:★3)

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