[コメント] 絞殺(1979/日)
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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それらが展開のなかで収まるところに収まり、家庭とは性を持ち込むとこのように崩壊するのだなあと、ある種の感慨まで覚えさせられる。高原のホテルが取ってあるのに雪山で抱き合う男女の馬鹿馬鹿しさも、馬鹿馬鹿しさこそが主題なのだからこれでいいのだと納得させられてしまった。西村晃はアタマ空っぽの厭な厭な父親を演じて見事。乙羽信子も漫画に徹しているが、数回だけとてもリアルな目線を飛ばす瞬間があり、ここがとてもスリリング。
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