[コメント] ラスト・プレゼント(2001/韓国)
韓国映画には素敵な小品が沢山あるがこれは例外。手抜きにもほどがある。
一番の失敗は夫と妻の両方の視点からストーリーを展開したこと。情況が全て見えるので、「ちゃんとコミュニケーション取れば万事丸く収まるのに、なんて頭の悪い人たちだろう」と思ってしまう。そこへ観客の涙を搾り取らんと必死の演技をされるとしらけるし、腹も立ってくる。同じすれ違いを描きながらも『八月のクリスマス』とは正反対だ。
主人公の女性は末期癌と推察されるが、あまりにも扱いがひどい。もっといたわってあげてください。こういう細かいところで激しく手抜きする映画は嫌いです。
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