[コメント] 桃太郎侍(1957/日)
スクリーンの前のお客さんを喜ばせるためなら、たとえ数分にも満たないシーンであってもロケで大勢のエキストラをそろえた大名行列や、武家屋敷炎上を生で見せましょう、という心意気が嬉しい。
ストーリーは荒いし、演技もイマイチながら、この過剰とも思えるサービスのために労苦をいとわない、その心意気こそが、邦画黄金時代の最大の財産ではないだろうか。
この心意気と、正義のために生きたい、という桃太郎の気概がダブること、ダブること。
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