[コメント] ONE PIECE ワンピース デッドエンドの冒険(2003/日)
仕事での出先、米子駅前のシネコンで、平日夕方から見たので、お客は私と小2くらいの母子連れが一組だけ。子供向きアニメはたくさんの子供たちと見るのが好きなので、淋しいなあ、と思ってました。
ところでこれは結構なバイオレンスアニメ。言葉使いは悪いし、ガキに啖呵切るナミは姐さんだし、ゾロとサンジはゴロツキだし、不良(死語)養成作品か?しかも作り手が、あえて意識してそうしているのがわかる。服には「EVIL」だの、「SICK」だのの文字。おそらくこれは、おとなが極道映画を観るカタルシスを、子供アニメに持ち込んだもの。なので根本の、人の道筋は通してます。はずしてません。転じて漢(おとこ)養成作品かも。個人的には、TVの方でなんとなく未消化に感じていた「ワンピース的アクション」が、とても実現されていて堪能。ゲストキャラもよく、話の構成にもしっかりやられました。
全部終わって、場内が明るくなろうと言う時、一番後ろの席で、一生懸命小さな拍手の音。振り返るとあの男の子が一人。お母さんはいつのまにかいない。入り口にむかいながら、「面白かったねえ。」と、声をかけると、うれしそうにこっくりとうなずいた。と言うこともあり5点です。だってあの子達のための作品だから。ドアを開けると、しかめつらのお母さんが、「もう終わったの?」と、息子に。お母さんにはちと「悪」すぎて、途中で席をたったらしい(笑)。あとで気がついたのだけど、あの子が一番後ろの席で観ていたのは、「ポケモン事件」以来、「アニメは離れて見るように」と言う風になったから、お母さんに注意されていたんですねきっと。いいこだなあ。
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