[コメント] 必殺!(1984/日)
連綿と続く必殺映画シリーズの第一弾に相応しく、かなりハードな作りになっています。出演の面々も「仕事人らしい」方々が揃っており、テレビ版が良い方向で映画化できたと言えるんじゃないかな。でも観終わったあと一番頭に残るのは斉藤清六。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
映画を見終った人むけのレビューです。
これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。
この「仕事人らしい」は「ひかる一平の仕事人としてのどうしようもない格好悪さ」とかも含めての話ね。
ただ、そういったテレビ版「仕事人」の持つダメさや情けなさをちゃんと残しつつ、全体をハードにハードに作り上げたのはお見事。仕事人対決っていうテーマも映画版っぽくて良いです。何よりお神輿のシーンではその無気味さに鳥肌が立ちました。『必殺!2 ブラウン館の怪物達』での崩れっぷりを考えれば、充分映画としての価値ある1本だと思います。
(評価:
)投票
このコメントを気に入った人達 (2 人) | [*] |
コメンテータ(コメントを公開している登録ユーザ)は他の人のコメントに投票ができます。なお、自分のものには投票できません。