[コメント] 鍵(1974/日) - 更新順 (1/1) -
時代の背景を伴わない低予算密室劇では映画文体の拡張力は抑止されテーマのみが抽出されるが、マゾヒシズムが性的衝動を喚起するというだけでは解りやすいものの今更なのだ。どうにもな時代錯誤感が横溢しじめついて全然面白くない。諧謔がないともたない。 (けにろん) | [投票] | |
「これから裸になるために、私、この映画出てます」感ありありの荒砂ゆきは、どう見ても古い道徳意識のもとに育ち性を抑圧された良家の婦人などには見えず、悲しいかなロマンポルノの限界と宿命を感じずにはいられない。それ以外は、良くも悪くも神代節。 (ぽんしゅう) | [投票(1)] |