[コメント] 車夫遊侠伝 喧嘩辰(1964/日)
これまた傑作。恋に落ちる瞬間が文字通り「落ちる」運動と同期しており、さらにはこのシーンを含め幾度も出てくる加藤泰的な「橋」。ラストシーンの「橋」は霧に覆われ、光源不明の光が内田良平と桜町弘子の婚礼を美しく包み込む。この世ならざる風景だ。
(赤い戦車)
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