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車夫遊侠伝 喧嘩辰 (1964/)

[Drama/Action]
監督加藤泰
脚本加藤泰 / 鈴木則文
原作紙屋五平
撮影川崎新太郎
美術井川徳道
音楽高橋半
出演内田良平 / 桜町弘子 / 曾我廼家明蝶 / 河原崎長一郎 / 藤純子 / 近衛十四郎 / 大木実 / 曽根晴美 / 汐路章 / 徳大寺伸 / 千原しのぶ / 宗方奈美 / 原健策 / 南都雄二 / ミヤコ蝶々 / 北島三郎 / 花沢徳衛
あらすじ明治末期の大阪。東京から遣って来た車夫の辰五郎(内田良平)は頑固一徹な性格の持ち主で、車に乗ればどんな貴人だろうが「御荷物様」だ口は聞いてくれるな、といきり立ち約束を破った勝気な芸者・喜美奴(桜町)を河に放り投げる。これに怒ったのは彼女を足抜きさせた西川組の弥三郎親分(曾我廼家)で彼は辰を呼び出し厳しく追求するのが、喜美奴に惚れたから嫁によこせと開き直る辰を気に入って二人の仲人を申し出た。 加藤泰が『明治侠客伝 三代目襲名』に先駆けて映画化した紙谷五平原作の人情喜劇。<100分/B&W/スコープ> (町田)[投票]
Comments
全7 コメント>> 更新順 採点順 投票数順
★5一本気で喧嘩っ早い主人公といい、貫禄ゼロのすっとぼけた親分といい、登場キャラクターがマンガそのもので、これは脚本にクレジットされている鈴木則文の嗜好と思われるが、このクセのある人物たちを見ているだけでも充分楽しい。 [review] (太陽と戦慄)[投票(2)]
★4これまた傑作。恋に落ちる瞬間が文字通り「落ちる」運動と同期しており、さらにはこのシーンを含め幾度も出てくる加藤泰的な「橋」。ラストシーンの「橋」は霧に覆われ、光源不明の光が内田良平桜町弘子の婚礼を美しく包み込む。この世ならざる風景だ。 (赤い戦車)[投票(1)]
★4曾我廼家明蝶が登場するシーンは全て微笑ましい。 [review] (町田)[投票(1)]
★4辰五郎(内田良平)の野獣性が推進力を生み、加藤泰のテンポよい展開と端正な画面へこだわりが映画の品格となった娯楽快作。桜町弘子の気っぷと色香。18歳、藤純子の幼くも大胆な純情。曾我廼家明蝶の余裕のおとぼけ。騒々しくて楽し映画でした。 (ぽんしゅう)[投票]
★4冒頭、主人公の車夫・辰五郎=内田良平桜町弘子を見染めるシーン。人力車に乗った桜町を橋の上から川へ落してしまったことで、なぜか一目惚れをしてしまう。なんという理屈を超えた展開! [review] (ゑぎ)[投票]
★3何があっても自分の信義を曲げぬ男というのは良いキャラで『けんかえれじい』に通底するようにも思えるのだが、そこを取り立てて前面に出さず勿体ない。後半に至りそういった特質は後方に霞みトーンダウン。映画自体も任侠定番の惚けたものになってしまった。 (けにろん)[投票(1)]
★2主人公が義理も人情もない自分勝手で口先だけの男にしか見えず感情移入できなかった。だが大木実はさすがの悪役ぶりだった。 [review] (ハム)[投票(1)]
Ratings
5点1人*
4点5人*****
3点2人**
2点1人*
1点0人
9人平均 ★3.7(* = 1)

[この映画が好きな人]

POV
ワンシーンに懸ける情熱〜加藤泰”映画華” (町田)[投票(5)]
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