[コメント] キートンの漂流(1921/米)
ブラック・ユーモアの傑作。感嘆を覚える冒頭のヨット水没の構図に始まり、不気味さに満ちたラストに至る。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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キートンが自分以外の者(ここでは家族)を破滅に引きずり込むのは珍しい。本作のラストは作者の意図が奈辺にあるのかと戸惑わせるもの(浜辺への到着は救出かも知れないが、違うかも知れない)で、ユーモアとは別次元に到達している。
回転する船室の断面と連動して回るキャメラは『2001年宇宙の旅』の先駆であり、キートンのスタントは驚異的。
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