コメンテータ
ランキング
HELP

[コメント] キートンの即席百人芸(1921/米)

視覚についての映画。映画は原理的に不条理であるという命題。舞台演芸という非映画的事象をいかに「映画」化するかという試み。徹底して「説明」を放棄した語りの経済性にも驚く。それはむろん時代と形式(短篇)のためでもあるが、それ以上にキートンの天才のためだ。“Dress the monkey”の一言さえあれば人は猿になってよいのだ。
(★4 3819695)

投票

このコメントを気に入った人達 (2 人)junojuna[*] ぽんしゅう[*]

コメンテータ(コメントを公開している登録ユーザ)は他の人のコメントに投票ができます。なお、自分のものには投票できません。