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[コメント] おばあちゃんの家(2002/韓国)

いかにも韓国の田舎らしいみずみずしい映像。この映画の一番優れているところは、セリフがなくても、映像から僕らに訴えたいことをきちんと伝えてくれていることだ。それは映画の基本なんだ。最近やたらセリフの多い映画に慣れている僕らだが、
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本来、映画というものは映像で表現できるものは、最優先で表現しなければならないものだと僕は思っている。

この映画はまさに、おばあちゃんがものが言えない設定にしてある。ラストにそれが生きてくる。じんわり感動が広がるって、この映画のことを言うんだよね。

「山の郵便配達」もいい映画だが、映像で表現しているのに、饒舌にセリフで説明するので、辟易したことがあった。

そういう意味でもこの映画は映画の原点・基本的取り組みから、人の心の思い・つながり・愛を表現した、ホントいい映画です。秀作ってこの映画のことを言うのかな。

(評価:★5)

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このコメントを気に入った人達 (2 人)マリー kazby[*]

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