[コメント] ウルトラ6兄弟VS怪獣軍団(1974/日=タイ)
集団自衛権の発動。しかもタイである。日本・タイ両国政府の政治的思惑をもすべて吹っ飛ばす彼等。やはり言葉の通じない異星人であると認識させられる。彼等を在日米軍と置き換えると意味深長でもある・・・
1対1の闘いならば互いの生死を賭けた闘いと見れるが、これではただの乱闘、プロレスごっこ。
ウルトラマンもウルトラセブンも元は一人で孤独に耐えながら闘ってきたんじゃなかったのか?
少年だった私たちは彼等の孤独なヒロイズムに圧倒され、驚嘆し、感動し、涙したのだ。倒れても倒れても立ち上がり、闘った彼等。遠く離れた地球まで助けにきてくれる「兄弟」なんておらず、彼等の応援は科学特捜隊やウルトラ警備隊の僅かな援護のみ。彼等にとって最大の応援は少年だった私たちのブラウン管を通した声だったろう。
それなのにコレは何なんだ?
っていうか、彼等を「兄弟」と言い切ってしまう円谷プロの戦略に我慢出来ない。
(評価:
)投票
このコメントを気に入った人達 (2 人) | [*] [*] |
コメンテータ(コメントを公開している登録ユーザ)は他の人のコメントに投票ができます。なお、自分のものには投票できません。