[コメント] 逢いたくて逢いたくて(1966/日) - 更新順 (1/1) -
主役の園まりは前半、太田雅子(梶芽衣子)と並んだ場面で完全に太田に負けており、大丈夫か?と思わせるのだが、しかし、それは映画的な変貌−『めまい』のキム・ノヴァクのような、と云えば云い過ぎか−のための方便であったことを中盤で了解する。さらに逆『ローマの休日』の様相を呈してくる。 [review] (ゑぎ) | [投票(1)] | |
ただの恋愛歌謡映画と思いきや、まず白坂依志夫の変則「ローマの休日」風脚本が粋で切ない。園まりの変身ぶりや、松原智恵子のキュートな酔っ払いぶり。手を抜かぬ小沢昭一のダメ男に、まる顔太田雅子の新鮮なこと。やぁ、楽しい、楽しい。 (ぽんしゅう) | [投票(1)] |