むちゃくちゃやればサイケハッピーラヴ＆ピースなわけじゃないのだ。あー、サイケかどうかが微妙か？んー、時代的にサイケな影響も入ってると思うんだが。影響というか、つまり企画の人が「今の流行はサイケっすよ」とか言って監督が「んん？そうか。サイケか。あれだろ？むちゃくちゃやって意味なくセックスして愛と慈悲を説くあれだろ？わかった。まかせれ。」とか言って作ったっぽい。

サイケの真髄は「気が狂うほど（薬含む）真剣に全力で作りこんで思い込んで集中して行くうちの暴走の果ての無茶苦茶さ」だ。「なんとなく無茶苦茶やってる」のはサイケじゃない。まあ、サイケじゃないというか「くだらないサイケ」というか。それじゃ「世界を愛に変えよう！ラヴ＆ピース！」な本気の叫びが聞こえてこないさ。

えー

っと

いや、「女優が趣味じゃなかった」から２点って訳じゃないよ。念の為。ガラス床のリムジン（カメラ仕込み付き）は５点。

「ＳＥＸ＆青春コメディ+サイケ」なるジャンルを見たかったら、とっとと『ジョアンナ』を見よう。