[コメント] ごんぎつね(1985/日)
原作の力。童話を読んで思い描いていたごんの姿よりも可愛らしく、観客に媚びている印象もなくはない。しかし、いくら脚色しようが変わらない圧倒的な原作の力で、上映後も原作との印象がさほど変わらなかった。自分の子ども達を気持ちの優しい子にしようと思ったら、見せるべし読ませるべし。
原作を読んだことがないと妻がいうので書店で絵本を立ち読みさせた。物語の顛末を読みながら人目を憚らずポロポロ泣き出した妻を見て、ああ、これは買って帰らないとと「てぶくろをかいに」と一緒に購入した。あれから十余年。今でもこの2冊は我が家の大切な絵本です。
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