[コメント] ダーティハリー2(1973/米)
いかにもジョン・ミリアス的な物語。ハリーのリバタリアン的正義と若い白バイ警官たちの暴走する正義を対決させるというスリリングな筋立て。なのだがいかんせん演出が間延びしていて傑作になり損ねた感ありなのが惜しい。
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あと20分削れば……という感じだ。そうすれば一作目と並ぶ傑作になったのではないか?
わざとはずして「警官」のパネルを撃つ射撃大会のシーンは痺れる。あとラスト、若い警官の最後の一人が白バイで海に突っ込んで死ぬのは肩透かしすぎるが、「だからお前さんたちは経験が足りないっていうんだ」(吹き替え版より)とニヤリとするハリーは最高にかっこいい。暴走する若い理想に対しての強烈な(そして古典的な)カウンター、「経験」。だよな!
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