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[コメント] 華氏451(1966/英=仏)

じゃー、僕は「春の雪」、お任せいただけますか?
ころ阿弥

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







暗記していないけど。

最初の出動のシーンで、背筋に悪寒が走った。『アルファヴィル』の公式(ヌーヴェル・ヴァーグ+SF=小生の敵)が頭をよぎる。フランソワ、君はゴダ吉とは違うよね、アントワーヌ・ドワネルだもんね(謎)と信じて見続ける。なんだよ、このチープな絵作りは、とつっこみつつ、モノレールの車外のはめこみ映像がずれまくってるし、少しいらいらしながら見続ける。でも、おっさんが本の楽しみに目覚め始めてから、ずいぶん面白くなってきて、屋根裏の図書室に猛烈なうらやましさを掻き立てられ、そして幻想的なラストで物語は美しく締められた。いいじゃない。

トリュフォーの映画って本がいっぱい出てくるし、本の好きな人だったんだろうなぁ。なんだかトリュフォーの映画見てると、書けもしない小説を書きたくなってくる。こういう気持ちにさせられるってことは、トリュフォーの思い入れが伝わってくるからなんだろうか。

ところで、りんごをかじるシーンって、ひょっとして、禁断の果実を食す行為と、禁止された書物を読む行為の比喩なのかしら?

(評価:★3)

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このコメントを気に入った人達 (1 人)ユリノキマリ[*]

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