ドジな夫フォックラー(ブルース・マーラー)を追いかけて、たくましい妻が止めに行くシーンから笑いの連続！

特に校長先生のスピーチ・シーン！はうぅ〜、はうぅ〜となっているジョージ・ゲインズの表情が最高にいい！

『愛と青春の旅立ち』のパロディや、先の見えてしまうお子ちゃま向けのギャグの連続なのに、何故かおかしい。しかも、この音楽が絶妙！

ただ、一番問題児と言われている主役のスティーブ・グッテンバーグが、個性的な他のキャラクターに隠れてしまったのが残念。彼がやった事といえば、メガホンにイタズラしたぐらいだもの。

そして、低予算で作ったのか、暴動シーンがかなりちゃち。まぁそれも許容範囲。

スタッフが駆り出されたと言う、シリーズお決まりの店「ブルー・オイスター」など、見所も充分。

けれど、戸田奈津子さんに一言、どーーしても、言いたい！

校長の名前は、明らかに「ラサード(Lassard)」なのよ！なのに字幕はラサール。「(公開当時)人気のあったコント赤信号のラサール石井とかけた、名訳」とはないだろーよ。そんな所、誰も面白がらないって。