[コメント] 生きてはみたけれど 小津安二郎伝(1983/日)
小津作品の名場面のダイジェスト、関係者のインタビューという構成は、はっきり言ってあまり工夫を感じさせない作りで、NHKのドキュメンタリーみたい。思えば、『ある映画監督の生涯‐溝口健二の記録』は、好き嫌いは分かれるものの新藤兼人という監督の作家性を出した作品だったのだなぁ、と実感。['07.5.30VIDEO]
とは言え、名場面の数々を見るのはお得感があるし、数々の女優たちによる小津の人間像の証言は、やっぱり嬉しいし、特に岸恵子の証言には笑う。
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