[コメント] ラブ・アクチュアリー(2003/英=米)
恋愛は壁があるほど燃え上がるというが、現実はそれほど甘くないことをみんな知っている。
だからこそ、そんな壁を越え、至福の表情を浮かべ抱擁する彼らに自分を重ね、憧憬の念の混じった共感を抱くのだ。
身分、血、国籍、言葉、疑念、性別、友情、等々、全てが軽やかに越えられているわけではないにせよ、鑑賞後、これほど穏やかに、また、人にやさしくしようとの思いが深まるのは、皆がそれぞれに悩みを抱えながらも、しっかりと前を向いているからだろう。
クリスマスシーズンだけでなく、いつでも見ていたい素敵な映画だ。
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