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[コメント] ほしをつぐもの(1990/日)

これほど素のビートたけしの魅力が詰まった作品は他に無い。一見ガラは悪いが、どこか暖かみがある山の人は、下町のあんちゃんの匂いがする。子供なら、誰でもついていきたくなるだろう。ラストの柔和な笑顔に、彼の魅力の全てが凝縮されている。
Pino☆

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







 この作品、黒澤の『デルス・ウザーラ』に非常に似ている気がした。ただし、物語の終着駅は、大きく異なっている。デルスは、文明社会に対する深い哀しみを残して終わったのに対し、この作品は明日への希望を残して終わる。

 「大切なのは、今乗っている船の行く先だ。」

 この言葉がとても印象に残った。さて、僕らは、この惑星を継いでいけるのだろうか?

(評価:★4)

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このコメントを気に入った人達 (1 人)ぽんしゅう[*]

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