[コメント] シービスケット(2003/米)
馬に夢とプライドを託すのはわかるが、そのローテーションには異議あり。
わがままな馬主、お調子者の馬主。それを叱れない馬しか頭にない調教師。冷静さを欠くなんの取り柄もないジョッキー。
過去云々を知るがゆえにそれぞれに魅力(思い入れ)を感じるのだが、それを知らなければしらけたチームだ。馬主の傲慢さには馬を思えば腹さえたった。
それでも、競馬というだけで俺にとっては、なにか感じるものがあった。それは、主役で華々しい活躍をしつつも今ひとつ目立たなかった「シービスケット」の存在だったからかもしれない。
映画の中では人間関係に影を潜め、無言で(当然だが)がんばり通したその存在には素直に応援した。
そして映画を見ながらいろんな馬を思い浮かべた。いろんな馬が重なってた。結局、競馬が題材である。自分的には好きな馬を思い浮かべながら他の映画とは違った楽しみ方をもつ。それで十分なのではなかったのだろうか。
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