[コメント] キートンの探偵学入門(1924/米)
笑わないくせに、遊び心は映画史上一番。
**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。
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映像作家という言葉が良く似合う。
飛び抜けて良いショットがない→つまり全てのショットが意味がある→全ショットが面白く工夫されている→全ショットがずばぬけてそれぞれのカットを繋いでいるので、これの映画こそ「映画」であると思う。
脚本だけ見たら、特別面白い作品ではないと思う(3点くらいかな) けれども、映画表現を極限まで考えられて、しかもあっさり、それも楽しそうに、作られているように見えるこの作品を超える映画はもはや現れないのではないかと思ってしまう。
ストーリーだけに頼らず、映像がすばらしいという珍らしい、いわゆる王道の映画なのだと思う。
彼女が出来たら、一緒に最初に見に行きたい映画である。 手を握って、指輪を渡して、キスをして
090505 二度目のビデオ観賞より
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