昔、兄がタートルネックのセーターを口まで持ってきて

「キャシャーン！！！」って言ってたくらいしか予備知識がないので、

「どんな話なんだろう。キャシャーンは最後に誰と戦うんだろう」

気になって、寝ぼけ眼な妻を横目で見ながらも最後まで観賞。

噂に聞いてたよりは酷くない。いいじゃん、多少エフェクト掛かり過ぎでも。新人監督なんだからさ。

どうせ、アニメを実写化して不満が出ない作品なんて有り得ないんだし。

それより、麻生久美子や佐田麻由美、樋口可南子ら女性陣はとっても綺麗に撮れてると思う。彼女達も本望なんじゃないかな。

僕にとっては、白いタートルネックを口まで引っ張りあげてる兄よりは

伊勢谷君演じるキャシャーンの方がかっこ良かったのでこの点数。

あの着地姿勢、半端ねぇ。両手を構えて低姿勢で、伸びた方の足がジリジリって感じの。

かっけー。

ヘルメットも被って欲しかったな。

腰の両側に付いてる「何か」も、背骨が浮き出たスーツもかっけー。

キャシャーンをカッコイイもの、と思わせてくれた監督に敬意を表して僕はこの点数。