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[コメント] 下妻物語(2004/日)

疾走感あふれる巻頭30分には痺れた。二人の純粋に生きる少女のキャラクターに痺れた。 土屋アンナの魅力に痺れまくった。
トシ

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







子役(名前知らず)の女の子の演技とか深田恭子の人物造形にも感心したし、篠原涼子は普通に健闘。

笑いをとった大半のものは「ジャスコ」や「ばったもんブランド」に慣れ親しんだ我々の庶民感覚を逆手にとったものであり、大阪の人が見てどう思うか分からないけど、これだけ言われたら快感に感じるわけで、監督が押した「笑いのツボ」は大正解。

最後近くでモモコが啖呵切るシーンからちょっと冷めたのだが、 「自分の可能性を見つける事」、「その才能を見いだす人がいてくれること」 「自分を理解してくれる友人の存在が如何に人生にとって大きいか」、と言うことを明確に教えてくれる映画でもある。

軽トラックに跳ねられる初っぱなのシーンにももう一つ違和感は残るのだが、近来まれに見るジェットコースタームービーである事は、間違いない。

(評価:★4)

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このコメントを気に入った人達 (3 人)映画っていいね[*] 水那岐[*] ざいあす[*]

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