鏡にうつっている人やプールの水面にうつっている人を撮る演出が好き。

圧巻なのは最後の終わらせ方。自分を含めて、狐につままれた表情で席に座り続ける人が大量発生してました。なんだこれは〜？と思っていると、エンドロールが流れ始めて、なんとも言えないミステリアスな音楽が流れ始める。音楽も素晴らしかったですね。

シャーロット・ランプリングの迫力・色気は『まぼろし』のときから衰えるどころか進化しています。リュディヴィーヌ・サニエは、『８人の女たち』のかわいい妹役からこの映画で、セックスシンボルとも言えるようなセクシーな女性を演じています。こりゃビックリ！演技力も確かだし、これからが楽しみな女優。