コメンテータ
ランキング
HELP

[コメント] アニーよ銃をとれ(1950/米)

主演のベティ・ハットンのお転婆ぶり、元気さは好感が持てるのだが、お話としては「女は身のほどを知るべきだ」という教訓のようで素直には楽しめない。
水那岐

**ネタバレ注意**
映画を見終った人むけのレビューです。

これ以降の文章には映画の内容に関する重要な情報が書かれています。
まだ映画を見ていない人がみると映画の面白さを損なうことがありますのでご注意下さい。







「恋のためなら銃をも犠牲にする」というラストは、女の可能性を自ら否定しているようでつまらない。お山の大将気取りのセコい男・ハワード・キールのためとあらば尚更である。

余談だが、スー族のシッティング・ブル酋長が晩年は見世物興行の一員に身を落としていた、という事実が久しぶりにこの一作で思い出された。人格者であるとの描き方が、余計に先住民の悲哀を感じさせる。

(評価:★3)

投票

このコメントを気に入った人達 (1 人)りかちゅ[*]

コメンテータ(コメントを公開している登録ユーザ)は他の人のコメントに投票ができます。なお、自分のものには投票できません。