[コメント] マルサの女2(1988/日)
内偵捜査中の前半はめっぽう面白いのだが、いざマルサが正面対決で始動しだしたとたんに緊張感が失速する。正義の女が話しの軸からはずれて、カラカラと音を立てて空回りしている。伊丹十三も宮本信子も、あるべき過剰さの一線を踏み越えてしまった。
(ぽんしゅう)
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